屋根塗装
屋根塗装
色褪せが激しく痛んでいたので今回は下塗りを2回、中塗り、上塗りで
4回塗り塗装を行いました。タスペーサー挿入(縁切り)は下塗り後にやります。
神戸市西区M様邸 屋根施工前 |
下屋根 施工前 |
棟板金のくぎが浮いています。 釘のゆるみや抜けは固定力を 低下させます。風にあおられると、浮いてきます。 少しだけだった釘の浮きも、風を受け続けていると、 棟板金のはがれや飛散につながります。 |
ケレン(下地調整)は汚れや 弱っている塗膜を取り除き、 密着性を高める作業。サビの発生していない場所も、ケレン してから塗装をします |
コケや藻などの汚れだけではありません。弱った塗膜も 高圧洗浄で剥がします。弱ってしまった塗膜はいわば汚れと 同じで、上から塗装をしても弱ったところから剥がれてきて しまうのでしっかりと洗浄します |
蓄積された汚れがみるみるうちに綺麗になっていきます |
高圧水洗い後 |
高圧水洗い後 |
サビ止塗料にはサビ発生の防止と、塗装面と上塗塗料の密着を 向上させる機能があります |
棟板金 さび止め後 |
谷のさび止め後 |
トタン製の棟に打ってある釘が浮いてきているので、 新たに釘を打ち直します。 |
このお家は下地の吸い込みが激しいため下塗りを2回塗りました |
下塗りのシーラーをタップリ塗布しない場合には、屋根材を 強化することが困難になり塗料の耐久性が悪くなります。 |
下塗りは上塗りの密着性を良くします |
下塗り 際は刷毛で塗っていきます |
下塗りが完了後、タスペーサー挿入。塗装をすると屋根材の 重なり部分が塗料で塞がってしまうので、強風、大雨など 想定外の大雨の時に入った雨水の逃げ場がないため、 タスペーサーを挿入しすき間を空けてあげることです。この作業を 怠ってしまうと雨水が排出されず雨漏りの原因になります。 |
中塗り |
中塗り |
屋根の先端部分は傷みやすい箇所です |
雨が滞留し、傷みやすい箇所なので刷毛でしっかりと塗ります |
雨が滞留しやすい箇所は傷みやすいので念入りに施工が必要 |
仕上げの上塗りです。右側が上塗りでツヤがありますが、 左部分は上塗り前で違いが分かると思います |
上塗り |
上塗り |
上塗り |
上塗り |
下屋根 上塗り |
水切り 上塗り |
水切り 上塗り2回目 |
塗装をすると屋根材の重なり部分が塗料でふさがってしまう のでタスペーサー挿入は雨水の逃げ道を作る重要な工程です。 |
完工後 |
完工後 |
下屋根、完工後 |
完工後 |
M様に丁寧な工事をしてもらったと喜んで頂きました。 工事中の全工程の写真をお渡しいたしました |